サイト更新 2012/02/28

[`evernote` not found]
Pocket
LinkedIn にシェア

名鑑

552 yamaさんを更新。

記念碑

606111 HIDEっち、606123 かめやん、606162 やんべ、606210 かめやん。(敬称略)


ついついツイッターでロングトーン論をぶってしまった。連ツイートを一つの文にまとめて(まだまとまりが付いていないが)書き直してみた。

ひたすら音をのばし続けることで音がよくなる
歌だけではなく、管楽器奏者もロングトーンをよく行っています。
永久に続くのではないかと思うほど、同じ音を何十分もずっと吹き続けています。
曲の練習にいつ入るのかと思うほどです。
 
ロングトーンを行うと、息が長く続くようになり、歌うときにしょっちゅうブレスをしなくてすむようになり、息切れしなくなります。

金管楽器におけるいわゆるロングトーンって、息を一定に流す、つまり呼吸に使う筋肉の緩やかかつ長期間の収縮だけではなく、アンブシュアを支える筋肉を連続保持することと、唇の振動を長い期間一定に保つトレーニングだと思う。

呼気を安定させるための呼吸筋の鍛錬。アンプシュアを固定させるための顔の筋肉の鍛錬。自分が思い描いている音が出ているかを判断する耳の鍛錬。このあたりを準備してからロングトーンに取りかからないと、悪い癖が染みついてしまうこともあり、非常に危険。特に耳が出来ていない人にはロングトーンは一人でやらせてはダメだと思う。

出来るだけ長く伸ばすことを目的としたロングトーンの場合、当然息が足りなくなるので、唇の振動量は少なくせざるを得ない。当然弱い音だったり、小さな音量だったりするわけで、その表現領域の練習、少ない息できれいに唇を振動させて持続させる訓練には有効。最大呼吸気量を増やすための訓練にも使えるが、酸欠には注意が必要。
金管楽器奏者に求められるのはどちらかというと強い音・大きな音であり、唇の振動量が大きくなり、アンブシュアを支える筋力がより必要になる。空気の送出量も大きいだけでなく速度を求められる。それらを支える下地を作るトレーニングもロングトーンとなる。息がより足りなくなり、継ぎ足しが多くなる分、酸欠だけでは過呼吸症候群には注意が必要。心臓にも負担がかかる。

空気の送り出しが安定して、アンブシュアの保持が安定すれば、そちらに配っていた意識を出している音や、そのほかの体の状態に振り分けることが出来るようになる。音程・音色・音量が安定しているか。安定していないとしたら何が起きているのか。状況に応じて音の状態が良くなるように変えることが出来ないと、単純に伸ばしているだけになってしまう。アンブシュアを締める/緩める、アパーチャを閉める/開ける、マウスピースの角度(上下左右)/押圧/偏り、口の中の形。送気量。初心者が判断するのはとうてい無理。

いい音を出す、と言う目的があるにせよ、結局は筋肉のトレーニングに他ならない。唇の鍛錬にも、ブレスの拡張にもこのトレーニングが使えそう。

超集中インターバルトレーニング(HIIT:high-intensity interval training)」。最大心拍数の9割で激しい運動を1分やったら、1分休んで体の回復を待ち、また1分ガーッとやって、1分休む、というのを10回繰り返す1回20分の運動を週2回やる、というものです。

えんどう@管理人 について

Euphists' Paradise管理人
パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください